1月活動の野外炊事企画は、ある女子2人のリクエストから実現しました。「たっきー野外炊事でおでんやりたーい!」「えーおでんか〜最高やないかい⁉︎」と二つ返事で決定笑
飯と自主企画をキーワードに今回はお話しします
個人的な今年の目標の一つに"美味いもんを食う"を掲げ、カップラーメンをすすりながら綴る...
たっきー家では年末年始に富士山YMCAでキャンプをしました!夕飯は炊事をし、実はそこでもおでんを作りました。極寒の中(当時0℃)、熱々のおでんの温かさは今まで以上に安らぎを与え、食べることの大切さを味わいました。
普段何気ない温かいご飯を当たり前のように食べていたことや温かさを全身でしみじみと感じる時でした。一方、日頃都市型の生活をしているとご飯のありがたみや命をいただくという語源であるいただきますは、頭で理解していますが、身体で感じず、本質的に理解していなかったと反省する時でもありました。
飯を食う。この当たり前の営みがあるからこそ日頃の力が生まれ、あそび、学び、生活ができるんだと思います。
そして人間は人間以外のものを口にして生きています。そこにどう感謝していけるか永遠の課題だなと考えていましたが、今年は狩猟にチャレンジし、命の循環の体験を通して、"生かされてる"ことを感じる1年にしたいなと意気込んでいます!
さて、同じ釜の飯を食うという言葉。生活を共にすることで深い絆や帰属意識が生まれるという慣用句です。最近では子ども食堂が盛り上がってきてますが、皆でご飯を食べるという営みは人間関係構築の本質をついているのです。
よく刑事ドラマで自白を促すシーンでかつ丼を提供するシーンがあります。(最近はあまりないか笑)かつ丼は高カロリー高脂質であり、血糖値を一気に上げることで、判断力がにぶり、自白しやすいという理由です。また人間は食事中は防衛本能が下がり、会話をするのも効率が良いとされてます。食事はサイエンスなんです。
野外炊事のように調理工程から共に食事をすることは、なによりも最高な組み合わせです。炊き出し用の大鍋を空にするほどみんなで食べたおでんは格別でした!想像通り、食後は目いっぱいあそんでいる子どもたちがそこにいました。
やはり身体いっぱいにあそぶ力の源泉は飯を食う!なのです。ある口うるさいパパがいます。「みんなでがんばったからお米が焦げても、料理が失敗してもおいしいね!。。。ってそんなことはない!!」そう不味いもんは不味いんです。「だから料理は上手くなれ!」あー数年後「パパうざ…」と言われるのが目に見える…
現代では1食ぐらい抜いても栄養過多な食生活やコンビニなどで気軽に食べられることでなんとでもなりますが、やっぱり生活を営むためにはうまい飯を食って、力を湧かせないといけません。そのために料理は上手くなければならないのです。
だから、火や刃物を使うような危険を伴うことはなんでも体験だからやってみよう!ではなく、まず見て学べ!なのです。経験がない、意欲がないのに体験だからとやらせれば怪我をします。つまりその人自身の段階がどこなのかを見極め、今だ!という時を見計らって任せます。そのため今回は4年生の子だけに包丁をたくし、代行の輪切りとそのうち1人にはかつらむきを教えました。
毎回の炊事を自主的にこなしていけば、年少者でも刃物や火を扱うこともあるということです。これこそが森の活動の食育です。
以前の炊事と比べると、炊事に関わる子どもが増えたのは一目瞭然です。5月の炊事は火が起きる前にカブトムシの幼虫を掘削してあそんでる男子が大半でした笑笑
教育に即効性はありません。毎月の活動を通してできることや他者を思うことが養われていくと信じています。
森のようちえん・がっこうディレクター 田北









